暮らしの計算ノート

暮らしを軽くする、小さなヒント集

Xのコメンタリーアカウントとは?チェックマークの意味と、引用・リポスト・返信の違いを図解

Xの表示の見方

 

Xを見ていると、「コメンタリーアカウントってなに?」「名前の横のチェックマークは、どういう意味?」「引用とリポストと返信は、何がちがうの?」と迷うことはありませんか。

この記事では、この3つの疑問をわかりやすく解説します。

3行でわかる、Xの基本
  • コメンタリーアカウントは、人・会社・作品・ニュースなどについて、批評や解説、意見を発信する、公式ではないアカウント
  • 名前の横のチェックマークは、青・金・灰色の3種類。今は「有名・本物の証」ではなく、Xの仕組みで認証された目印
  • リポストは「そのまま共有」、引用は「コメントを添えて共有」、返信は「相手のポストへの返事」

まず、Xの基本の言葉

Xでは、投稿のことを「ポスト」とよびます。前は「ツイート」とよばれていました。ほかの言葉も、先に整理しておきます。

ポスト
Xに投稿する、文章や画像、動画のこと。(前の名前:ツイート)
返信(リプライ)
ほかの人のポストへの返事のこと
リポスト
ほかの人のポストを、そのまま自分のフォロワーに共有すること。(前の名前:リツイート)
引用
リポストに、自分のコメントを足して共有すること。「引用ポスト」「引用リポスト」ともよばれる
よく出てくる言葉
  • フォロワー:自分をフォローしている人
  • タイムライン:画面に流れてくる、ポストの一覧
  • プロフィール:アカウントの紹介ページ。名前や自己紹介が書いてある
  • 表示名:プロフィールに大きく出る名前(@から始まるIDとは別)

コメンタリーアカウントとは?

ひとことで言うと
  • 特定の人物・企業・団体・作品・ニュースなどについて、批評・解説・意見を発信するアカウント
  • 本人や企業、公式が運営しているアカウントではありません

たとえば、こんなアカウント

ニュースの解説
政治や社会のニュースについて、意見や解説を書く
企業・団体への批評
会社の発表やサービスについて、感想や批評を書く
作品の感想・考察
ドラマやアニメなどの感想や考察を書く

パロディ・コメンタリー・ファンの3種類

Xでは、本人ではないのに、特定の人や団体、作品について発信するアカウントを、3つのグループに分けています。頭文字をとって「PCF」ともよばれます。

パロディ
風刺・冗談・まねが目的
コメンタリー
批評・解説・意見が目的
ファン
応援・紹介・情報共有が目的

見分けるための「ラベル」と決まり

ラベルとは、プロフィールに表示される目印のことです。本人や公式ではないことを、見ている人にわかりやすく示します。

① ラベルの表示
アカウントが設定すると、プロフィールにラベルが出る
② 表示名の先頭
2025年4月から、表示名の先頭に「parody」「fan」「commentary」などの言葉を入れる決まり
③ アイコン
対象の人や団体と同じ画像は、アイコンに使えない
④ 自己紹介
公式ではないことを、自己紹介(プロフィールの文章)にも書く

※ラベルの設定は、「設定とプライバシー」→「アカウント」→「アカウント情報」→「パロディ、コメンタリー、ファンアカウント」から行います。

ルールを守らないと?

① プロフィールの修正をお願いされる
ルールに合わないと判断されたとき
↓
② 機能が制限されることがある
状況によって
↓
③ 重ねて違反すると、停止されることがある
なりすましや、誤解させる表示にあたるとき

コメンタリーアカウントを読むときのポイント

コメンタリーアカウントの中心は「意見」です。次の点を意識すると、読みやすくなります。

○書かれているのが、事実か意見かを分けて読む
○ニュースや発表の元の情報が、どこにあるかを確認する
○ラベルは「公式ではない」という目印と、とらえる内容が正しいという意味ではありません

名前の横のチェックマークの意味

名前の横についているチェックマークは、認証バッジ(認証された目印)といいます。色は3種類あります。

✓ 青いチェック
有料プラン(Premium)に加入しているアカウント
個人にも組織にもつく
✓ 金のチェック
企業・組織・非営利団体のアカウント
「認証済み組織」に加入
✓ 灰色のチェック
政府機関や、複数の国にまたがる機関を代表するアカウント

それぞれの、もらい方のちがい

  青 金 灰色
対象 個人・組織(有料プラン加入者) 企業・組織・非営利団体 政府機関・多国間機関
費用 有料プラン 有料プラン(組織向け) 無料
主な条件 表示名とプロフィール画像の設定/過去30日間の利用/電話番号の確認/人をだます行為をしていない 正しい表示名・自己紹介/利用している/組織のメールアドレスとウェブサイトのドメイン 資格を満たすアカウントが応募する
審査 条件を満たすと付与 申し込み後に審査 審査で承認されると付与

※「ドメイン」とは、ウェブサイトの住所のようなもの(例:example.com)です。

「昔」と「今」で、意味が変わりました

2023年3月まで
著名で、本物で、利用されているアカウントに、運営が審査して付けていた
2023年4月から
従来の認証が段階的に終わり、有料プランへの加入などにもとづく仕組みになった
チェックマークを見るときの注意
  • 青いチェックは、有名であることを意味するものではありません
  • チェックがついていても、内容が正しいとはかぎりません。公式の発信かどうかは、書かれている内容でも確かめましょう

もう1つの手がかり:「このアカウントについて」

2025年11月から、アカウントの登録日や国・地域などを見られる機能が加わりました。見かたは、次のとおりです(スマホアプリの場合)。

① プロフィールを開く
確認したいアカウントのプロフィール画面へ
↓
② 「〇年〇月からXを利用しています」をタップ
プロフィール情報の、少し下にあります
↓
③ 「このアカウントについて」で確認
登録日・国や地域・認証バッジの有無・ユーザー名を変えた回数・接続元(例:Webやアプリ)

※国や地域は、IPアドレス(通信の住所)をもとにした推定です。VPN(通信を別の場所を通す仕組み)を使うと、実際の場所とちがう表示になることがあります。

引用・リポスト・返信・ポストの違い

4つの違いを、画面のイメージで見てみましょう。山田さんが「新しいカフェを見つけました」とポストした場面です。

① ポスト(新しい投稿)
あなた @you
今日は天気がいいです。
② 返信
山田 @yamada
新しいカフェを見つけました
山田さんに返信しています
あなた @you
どこにあるお店ですか?
③ リポスト
あなたがリポストしました
山田 @yamada
新しいカフェを見つけました
④ 引用
あなた @you
私もここ、気になっていました。
山田 @yamada
新しいカフェを見つけました

※返信は、実際の画面では元のポストの下に、会話としてつながって表示されます。

4つを、表で比べる

  ポスト 返信 リポスト 引用
どんな行動 自分で新しく投稿する ほかの人のポストに返事をする ほかの人のポストを、そのまま共有する コメントを足して共有する
自分のコメント 書く 書く 書かない 書く(画像・動画も足せる)
画面での見え方 自分のポストとして表示 元のポストとつながる会話として表示 元のまま表示。上に「○○さんがリポスト」と出る 自分のコメントの下に、元のポストが入った形で表示
返信できる人の制限 自分で決められる 元のポストの制限を引き継ぐ 元のポストの制限を引き継ぐ 元のポストの制限を引き継がない

※スマホでは、表を横にスライドして見られます。

※コメントを足さずに「引用」を選ぶと、ふつうのリポストとして投稿されます。

選び方の目安

自分の考えを伝えたい
→ ポスト
その人に直接、返事をしたい
→ 返信
そのまま、フォロワーに知らせたい
→ リポスト
ひとこと添えて、知らせたい
→ 引用

返信について、もう少し

返信は通知される
返信された人には「あなたに返信しています」と通知が届く
見える人はかぎられる
返信がホームのタイムラインに出るのは、おもに返信した人とつながりのある人や、その会話の参加者
順番は新しい順とはかぎらない
元の投稿者・フォロー中の人・有料プラン加入者の返信は、上に出やすい

「返信できる人」を決める4つの設定

ポストを投稿するときに、誰が返信できるかを選べます。あとから変えることもできます。

全員
初期設定。公開アカウントなら、誰でも返信できる
フォローしているアカウント
自分がフォローしている人と、ポストで@をつけた人
@をつけたアカウントのみ
ポストの中で名前を出した人だけ
認証済みアカウントのみ
認証バッジのある人と、@をつけた人

※返信ができない人も、いいね・リポスト・投票への参加はできます。画面に「一部のアカウントのみが返信できます」と出ているときは、返信が制限されています。

返信とメンションのちがい
  • 返信は、ほかの人のポストへの返事
  • メンションは、ポストの文章に@ユーザー名を入れて、その人の名前を出すこと。名前を出された人の通知に表示されます

よくある疑問

Q. コメンタリーアカウントは、ルール違反のアカウントですか?
いいえ。パロディ・ファンと同じく、Xのルールで決められているアカウントの種類です。ただし、公式ではないことの表示や、表示名・アイコンのルールを守る必要があります。
Q. 青いチェックがあれば、本物ですか?
青いチェックは、有料プランへの加入などにもとづく目印です。以前のように「著名な本物のアカウント」を示すものではありません。内容も合わせて確かめましょう。
Q. リポストや引用は、ほかの人にも見られますか?
公開アカウントのリポストや引用は、フォロワー以外の人にも見られます。リポストや引用の数をタップすると、誰がしたかを見られることがあります(非公開アカウントのリポストを除く)。
Q. リポストを取り消せますか?
取り消せます。リポスト済みのポストで、リポストのアイコンをタップして「リポストを取り消す」を選びます。プロフィールのタイムラインから消えます。
Q. 引用ポストを見つけられません(Web版)
Web版では、リポストのメニューにあった「引用を表示」ボタンがなくなりました。ポストの「アクティビティを表示」などから確認できます。

まとめ:言葉の意味がわかると、Xが読みやすくなる

この記事のまとめ
  • コメンタリーアカウントは、特定の人・会社・作品・ニュースについて、批評・解説・意見を発信する公式ではないアカウント。読むときは、事実と意見を分ける
  • チェックマークは、青(有料プラン)・金(組織)・灰色(政府機関など)の3種類。内容の正しさの保証ではないので、「このアカウントについて」も手がかりにする
  • リポストはそのまま共有、引用はコメントつきで共有、返信は返事、ポストは新しい投稿
  • 返信の制限は、返信・リポストには引き継がれ、引用には引き継がれない

マークや言葉の意味を知っているだけで、Xの見え方は少し変わります。気になるアカウントがあれば、まずはプロフィールのラベルとチェックマークを見てみてください。

 

www.kurashilabo-note.com